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2016.10.01

 

合掌とは、両手の手のひらを合わせる事です。

 

インドでは　古くから行われてきた挨拶の1種でしたが

 

いつしか仏教に取り入れられ、作法となりました。

 

一般的な合掌は、右手は仏を意味し、仏の行い・無限の智慧（ちえ）を表しています。

 

左手は　衆生（自分自身）の事を意味していて

 

煩悩という　不浄をもってはいても　仏の教えにそって生きていきたいという

　

希望をもっているyo　という事を表しています。

 

本尊に向かって合掌することは、深い尊敬の念を表すとともに

 

本尊に帰依し、誓願(誓いをたてて祈願）と一体になることを表現しています。

 

密教においては　手と指の組み合わせによって　仏の悟りの内容や

 

働きなどを　象徴的に表現しています。

 

・堅実心合掌ー　一般的な合掌。手のひらと　指を伸ばし隙間なく手を合わせ

　　　　　　　　　指先をほんの少し離しておきます。　

 

・空心合掌ー　　両手の指先を合わせて　手のひらの間に隙間ができるようにする。

　　　　　　　　　虚心合掌ともいいます。

 

・帰命合掌ー　　右手の親指を上にして、両手の指が交互になるように合わせます。

　　　　　　　　　真言宗で多く用いられ、　不動明王への合掌です。

 

合掌にも　いろいろな　意味があるんですね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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