本日の葬儀の相談窓口
2017-01-12
そもそもお経って何?
お経とは「お釈迦さまの言葉を書き記したもの」の事です。
厳密にいえば仏教には経(お釈迦さまの言葉)・律(戒律)・論(解説書)の
3種類があり、この中の経のことです。
中国では「五経」「七経」などのように、仏教だけではなく
文字で書かれた書物の総称を「経」といいます。
『般若心経』は誰の言葉?
「般若心経」は、お釈迦さまが仏弟子の舎利子に
「空とは~だ」と語る形で進んでいます。
ただし、お釈迦さまが亡くなってから、推定500年後にサンスクリット語
『般若心経』ができます。さらにその600年後、中国語に
三蔵法師が訳します。時差のギャップは1100年です!
「般若心経」はなぜ有名に?
人気の秘密は、「多くの宗派で読まれている」「短い」「読みやすい」
などが考えられます。
決め台詞の「色即是空(しきそくぜくう)」が印象的で、
覚えやすいこともあります。
また、日本人は「何かの見えない存在」を感じ、共に生活し、
文かも発展させてきました。
この存在を「空」に重ね合わせています。
なぜ声に出して、書くと言いの?
お経には3つの修行方法があります。
①ひたすら何度も読む(できれば毎日)。
②何も考えずに書き写す写経。
③本などで意味を理解し、実生活で生かす。
何度も読み、書くことで、心が落ち着きます。
解説書などを読んでも、1度ではわかりませんが、ある日突然
「ハッ!!」と気づくことがあります。
写経の前には、誓願を書きましょう!
「商売繁盛」「心身健康」「震災復興」「世界平和」「家内安全」などです。
写経1回につき、願文は1つです。
「豊胸手術」「若返り」など
声に出して言えないお願い事は 成就しません( ˘•ω•˘ )