本日の葬儀の相談窓口
2016-11-19
寺や地位が無くてもいい 質素・清貧「雑炊宗」がいい
良寛(りょうかん) 1758年~1831年
曹洞宗の僧侶。
修業し悟りをひらきますが、故郷の国上山の五合庵で
「家具といえば すり鉢1つ」 という質素な生活を送ります。
子供たちと遊ぶことが 大好きでした。 あまりにもうまく隠れたので、
とうとう翌日まで 見つからなかったこともありました。
良寛は「子供の純粋な心は、仏さまの心だよ」と悟っています。
最期に、「良寛に辞世あるかと人問はば南無阿弥陀仏というと 答えよ」
という句を残しました。
良寛は 宗派にこだわりませんせした。
自然の中で 村人や子供たちと一緒に過ごす 良寛の生き方は
「雑炊宗」とよばれています。
禅宗の雑炊は、残り物を生かして作る 質素な 一杯なんです。