ほほえみ葬祭（公式）格安・家族葬は葬儀の相談窓口｜武豊町・知多郡｜費用・日程・供花・香典など葬儀の流れを明瞭にいたします

2017-05-13

 

『諸行無常』とは・・

 

私たち日本人にとって最も身近な仏教用語の１つです。

 

平家物語の冒頭に

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理（ことわり）をあらわす、おごれる人も久しからず」

 

とあります。切々とした無常観が漂う　名文です。

 

現代語訳すると

「祇園精舎の鐘の音は、世の中に不変なものはないという風に聞こえる。

沙羅双樹の花の色は、栄える者は必ずや衰え滅び、長くは続かない

この世の定理をあらわしている」

 

また、　『いろは歌』にも・・・・

 

いろはにほへと　ちりぬるお　・・・諸行無常

 

わかよたれそ　つねならむ　　・・・是正滅法

 

うゐのおくやま　けふこえて　・・・生滅滅巳

 

あさきゆめみし　ゑいもせす　・・・寂滅為楽

 

花は咲き誇っていても、やがて必ず散ってしまうようにどんな幸せも色あせてしまう。

いったいこの世で永遠に生き続けることができる人がいるのだろうか？

いや、必ず、すべてと別れてひとりで死んでいかなければならない。

何のために生きるのか分からない苦しみの人生を今日。超えた私の幸せは

辛いことをごまかすために酒を飲んで夢をみているような、偽りの幸せでない

夢さめたはっきりした絶対の幸福の身になったのです。

 

『諸行無常』とは

 

この世の現実存在は、すべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、

一瞬といえども存在は同一性を保持することができない。

 

という意味です。

 

現代でも多くの人の共感を呼ぶ言葉ですよね(＾◇＾)

• 
• 
•