本日の葬儀の相談窓口
2017-09-11
死装束は仏教や神道で用いられる遺体に着せる装いで、白装束とも呼ばれます。
古くから亡くなられた方には死装束を着せて納棺してきました。
経帷子(きょうかたびら)という白地に経文などが記された一重の
着物を着せて、帯を結びます。
仏教では男女とも同じ装いとし、経帷子を左前に着せ、頭陀袋をかけます。
そしてサンズの川の渡し賃として、六文銭を持たせます。(今は紙に印刷したもの)
また、最近では死に対して様々な考え方がざれていることから、
死装束を着せないことも増えてきています。
このような場合は、故人が生前に準していたものや
遺族が選んだのもを着せます。
♠左前とは?
着物は洋服とは異なり、男女ともワンピース形状の衣服を、前を左右に打ち合わせ、
帯を締めて止めるという形式で着用します。
洋服の前合わせは男女で違いますが、着物は男女とも右前に着ます。
そもそも
右前・左前が意味する「前」とは「手前」の事です。
これは、左右どちら側の布地を先に自分の肌に密着させるかをいう言葉です。
鏡を見ながら覚えたり、「襟が左前」などという言い方をしますので、
誤認しないように覚えましょう( ..)φメモメモ