本日の葬儀の相談窓口
2017-05-01
護摩って何のためにやるの?
「護摩」とは、サンストリック語の「ホーマ」から音写した
『物を焼く』という意味です。
物を焼くと、炎が上がりますよね(^.^)
燃え上がる炎は「天の口」であって、その口から供物を食します。
つまり納めた護摩木は、供物として焼かれるのです。
そして、煙が天に届くことで、天は食を頂くことができ、
代わりに人に福を与えるとされています。
今では主に天台宗・真言宗など、密教系の仏教宗派が 護摩行という
修行の一環として行っています。
僧は、不動明王や愛染明王など密教の本尊の前で、火をつけ、護摩木を焚く。
手に印を結んで、真言を唱え、火中にお札やお供え物を投げ入れ、
本尊を供養するとともに、信者の望みを一心に祈願するのです。
護摩の火は、護摩木を燃やすだけではなく、護摩に参加して祈る信者の煩悩も
一緒に焼き払ってくれるのです!
護摩が終了した後は、心が軽く、清々しい気持ちになるのです!(^^)!