本日の葬儀の相談窓口
2017-01-14
【超 訳】
ある日、お釈迦さまは、修行僧シャーリプトラに語りかけました。
「観音さまをはじめとして、菩薩と呼ばれている修行僧は、みな
『般若波羅蜜多』の修行を完成させて悟りをひらいた」
「『般若波羅蜜多』とは、具体的にいえば今、行っている仏道修行生活のこと。
もっと徹底しよう」
「悟りをひらくとどうなるのかというと、この世の中心は、すべて『空』
だとわかったのだ。すると、あら不思議、すべての『苦しみが』が
スーッと消えてなくなった」
「『空』は、そうだなあ、『何もない空間』といった方がわかりやすいかな。
その『何もない空間』には、『苦しみ』や『心配事』『嫌なこと』など1つもない」
「ということで、目の前を見てごらん。私がいる。机や建物が見えるようにね。
外を見てごらん。山や川、木や草もある。これらは『何もない空間』から
生まれ、やがて、そこへ消えて帰っていく。シャーリプトラも同じだよ。
だから、『苦しみ』『心配事』『嫌なこと』なんか、もともとないのさ!」
「心の動きも同じ。人を見ると『いい』人、『わるい』人、『好き』な人、
『きらいな』人などと思う。でもね
『いい』『わるい』『好き』『きらい』は、人が勝手に思い込んでいるだけさ。
もともと『悪い人』『いい人』という人はいないのだよ」
「最初に言ったけど、私も、あなたも、『人』も、『何もない空間』から生まれ、
消えていくのだ、と。だから 結局のところ、身の回りに心配することなど
1つもないのさ」
「シャーリプトラ!!『般若波羅蜜多』の修行を完成させ、悟りなさい。
『何もない空間』、つまり『空』を身体でキャッチしなさい」
「現在、過去、未来の三世の仏はみな『般若波羅蜜多』の修行で悟りをひらいている」
「ね(^_-)-『般若波羅蜜多』ってスゴイ。このことを忘れないように
秘密の言葉をさずけよう。
『ぎゃーてーぎゃーてーはーらーぎゃーてーはらそうぎゃーてーぼーじーそわかー』