本日の葬儀の相談窓口
2017-06-19
♦湯灌の儀式♦
湯灌の儀式は 亡くなられた方が、来世に導かれるために現世の汚れを
洗い清めるという意味と、赤ちゃんが生まれたとき、産湯につかるように、
新たに来世に生まれ変わる為にという願いを込めています。
そして 「逆さ水」とは、葬儀における逆さ事の一つです。
逆さ事とは、死は非日常であるべきという願いから、
いつもとは逆の方法で物事をとり行うことの総称です。
逆さ事には、他にも、左前に着物の前を合わせる縦結び、
北枕、逆さ屏風などが 知られています。
いつもとは逆の手順を踏むことで、死という事態に対処し、
生きている人領域と区別するようにしたいのです。
死者の領域では、この世とは物事が逆さまになっているとも考えられていて、
この世が昼の時間帯は、あの世は夜だともいわれてきました。
湯灌の際にお湯を使う時に、逆さ水を行うのはそのためです。
湯灌の際は、ひしゃくに水をくんで、足元からかけていくようにします。
元来 日本人ほどお風呂を好む人種はなく
疲れを癒し、サッパリと清潔感を味わい、明日への活力として
お風呂にはいりますよね(^^♪
亡くなられた方も一生の仕事を終え、来世に旅立つのです♥