本日の葬儀の相談窓口
2017-03-16
病気や事故によって臓器の機能不全を起こした多くの人が
臓器提供をまっています。
そこで私たちが力になれるのが、臓器提供の意思表示をすることです。
提供できる臓器は、心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球です。
脳死後はこれらすべてが提供できますが、心臓停止後は
腎臓(70歳以下)、膵臓、眼球のみとなります。
臓器提供の意思表示は、臓器提供意思表示カード、健康保険被保険者証、
運転免許証、マイナンバーカードなどの該当欄でできます。
提供の意思だけでなく、しないという意思表示もできるので書いておきましょう。
また、医学研究のための献体登録や角膜提供のためのアイバンク登録もあるので、
《最期は自分で決める》ためにも意思表示をしましょう。
♠臓器提供意思表示カードとは・・・・・♠
2010年7月17日に施行された改正臓器移植法により、本人の意思が不明な場合でも
家族の承諾があれば臓器提供をできるようになりました。
家族の承諾に基づけば脳死以下での臓器提供と15歳未満の臓器提供が可能です。
もしもの時に家族に判断を迷わせないためにも、
臓器提供についての意思を表示しておくとよいでしょう。
ただし、意思表示カードの保有を家族が知らないと、貴重な意思尊重の機会が
生かされない場合があるので、書いたことは必ず伝えましょう。